正捕手を狙うDeNAの嶺井博希捕手(25)が攻守に活躍した。

 3回に犠打を決めると、5回には2死二塁から左翼オーバーの適時二塁打。7回には1死満塁から右翼に犠飛を放った。「ゲッツーにならないよう、ゴロにならないように狙って打てました」。守備でも5回に山崎の二盗を刺し、地元沖縄出身だけにひときわ大きな拍手を受けていた。

 昨年の正捕手、戸柱恭孝が故障で戦列を離れているだけに、レギュラー取りをアピールすることになる。嶺井は「戸柱さんがいるいないに関係なく、継続してやることをやっていく」と話した。ラミレス監督は「彼にとってベストな日だった。チャンスで結果を出した」と喜んだ。