虎戦士の肉体管理をサポートする秘密兵器が導入されたことが6日、分かった。インボディ・ジャパン社の体重計で、身長を入力すれば、約60秒乗るだけで体の各部位の体脂肪量、骨格筋量、筋肉量などが分かる優れもの。1台で約250万円するが、すでに2台購入されており、1年間戦い抜ける体作りをバックアップする。

 キャンプ入り数日前に届いたのが「インボディ770」。株式会社インボディ・ジャパンの担当者によると、現在最新で最高額の機種だ。主にフィットネスクラブや医療用として病院で使われており、プロ野球球団でも採用しているチームが複数あるという。全身だけでなく、右腕、右足、左腕、左足、体幹と5つの部位別の数値も分かる。各部位のおおよその太さも出すことが出来、むくみの有無も分かる。キャンプ前に若手選手はすでに使用。今後本格的に導入される見込みだ。

 阪神は昨年、6月に8勝14敗、7月に10勝13敗、8月に11勝14敗と夏場に勝率を落とした。1シーズンを戦い抜くための体調管理に役立つこと間違いなし。さらに10万件のデータ保存が可能。継続して管理が出来るため、将来的に選手育成の大きな武器となりそうだ。