西武多和田真三郎投手(23)が“見えない敵”に大苦戦している。

 13日はメットライフドームでの先発投手陣の練習に参加。走り込み中心の調整をしたが、手元には常にティッシュがあった。花粉による重度の鼻炎。「プロに入ってから発症しました。ホントきついっす。鼻の下が痛い」とため息をついた。

 ドーピング検査に配慮し、簡単に薬を飲まないようにしている。

 見かねた野上亮磨から「鼻の通りがよくなる」と顔面マッサージを施され「痛い痛い痛い」ともん絶。

 鼻の通りが悪いほど痛いというツボを押し、いったんはすっきりしたが、ほどなくして再び鼻声になった。「投球に影響がないように対策を練らないと」と苦笑いした。