4打席目の8回には右中間フェンス直撃の中越え二塁打で、二塁にスライディング。痛みのあった右足でベースに到達した。走塁面の自己評価も「(状態は)100%ではないんですけど、出来る範囲では(できているのでは)ないかな」と及第点。栗山監督は「今のところバックしている感じはない」と慎重ながらも、「このままいってくれれば」と、開幕からの野手出場を計算に入れている。

 今日20日の中日戦は欠場する見込み。今遠征はバス移動などもあり、疲労回復に充てる予定。オープン戦は中日戦を含め残り5試合。右足首痛による調整遅れは野手では挽回し、実戦調整はOKと判断された。開幕戦の打席に立てるのは、疑いようがなくなった。【田中彩友美】

 ▼日本ハム大谷が、オープン戦2試合連続本塁打。18日広島戦でジョンソンから2号2ラン、19日同戦(ともにマツダスタジアム)で岡田から3号ソロを放った。今季オープン戦での2戦連発は大谷で3人目。ロッテ・ダフィーが2月25日ヤクルト戦(浦添)で1号、26日巨人戦(那覇)で2号。ソフトバンク・ジェンセンが3月8、9日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)で1、2号を打っている。