西武が助っ人コンビの活躍で連勝を決めた。先発のブライアン・ウルフ投手(36)がツーシームを軸に打たせてとり、7回1失点の好投。打ってはエルネスト・メヒア内野手(31)が2試合連続アーチを含む2打点の活躍をみせた。

 ウルフは開幕カードの日本ハム戦に続く古巣相手の勝利で2勝目。「炭谷さんを信じて、ミット目がけて思い切り腕を振ることを心掛けた。バックの守備にも助けられました」と感謝した。

 ソフトバンクに勝ち越し、勝率を5割にした辻発彦監督(58)は「ウルフはピンチも併殺で切り抜けて持ち味を出してくれた。球もキレていたし、本当にナイスピッチング。メヒアも見事なホームランだったし、その後(6回)のタイムリーが効いた」とたたえた。次カードは首位楽天との2連戦。「うちは挑戦者。(けん制死や犠打失敗など)今日出たミスはしっかり反省しないといけない。1試合1試合、新たな気持ちで、全力で当たれるように準備したい」と表情を引き締めていた。