外国人でも特別扱いしません-。左手首のけんしょう炎でリハビリ中の阪神エリック・キャンベル内野手(30=メッツ)が早ければ、今日11日のウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)で実戦復帰する。すでにフリー打撃を再開。本人は「ベリーグッド。左手首は大丈夫だよ。もう100%だよ。たぶん出られると思うよ」と復帰に意欲を見せたが、金本監督は1軍昇格を急がない方針を示した。

 「開幕ならあるけど。今は…、使う? 難しいよ。治ったら、はい、どうぞ、と。(そういう昇格は)ないよ」。

 定位置の三塁は鳥谷がリーグトップの打率4割6分7厘で絶好調。一塁原口、二塁上本も上位打線として機能しているため、先発メンバーから外せない。「誰かケガしたり、落ちた時に、パッとくるかどうか」と指揮官。チーム打率はリーグトップと打線は好調で、助っ人外国人といえどもアピールが必要な立場になった。