巨人が広島に振り切られて３連敗を喫した。初回に阿部が広島ルーキー床田から５号２ランで幸先よく先制。だが先発内海が２、３回に新井、エルドレッドに２打席連続本塁打を食らい、劣勢に立たされた。

　５点差を追う５回に代打村田の１号３ランで反撃すると６回の守備から大胆な布陣を敷いた。村田をそのまま三塁手に入れ、マギーを二塁手へ。春季キャンプ中の練習でテストした攻撃的布陣を導入した。

　だが反撃は止まり、昨年王者に連敗した。高橋監督は「序盤の失点が大きかった。内海？　良いわけがない。あれだけ打たれたのだから。（同じ打者に２連発は）バッテリーと言えばバッテリーだし、投手と言えば投手。見た通りとしか言えない」と語気を強めた。