亜大が粘る日大を振り切り、先勝した。4回、日大の暴投で同点に追いつき、なおも続いた2死二、三塁で北村拓己遊撃手(4年=星稜)が二塁打して勝ち越した。7回に1点差とされると、嘉陽宗一郎投手(4年=松山聖陵)が2番手として登板。この1点差を守り抜いた。

 昨春以来の優勝を目指したが、期待された投手陣が調子を出せないまま、すでに2つの勝ち点を落とし、他力でわずかに優勝の可能性を残す状況だ。

 生田勉監督(50)は「秋にむけ、いろいろやって1点差で勝てた。歯車が狂ったのは、4年生が(力を発揮)できなかったから。やっぱり、4年生なんですよ。頑張ってもらいたい」と話した。