左太もも裏肉離れでリハビリ中の日本ハム大谷翔平投手(22)が、まずは筋力復活に取り組んでいく。

 前日17日の定期検査で、経過良好ながら、故障前と比べて筋力が50%程度に弱っていると診断されたことが18日、分かった。

 実戦復帰の前段階として、筋力回復が必要となった。今後のリハビリについて福田2軍チーフトレーナーは「患部に負荷をかけていくのがテーマ。筋力が戻らないとスピードに負けるため」と説明。次回6月2日に予定される定期検査でも良好と判断されれば、ジョギングの強度を上げ、遠投の距離を伸ばす見込み。

 実戦復帰は、早くても6月中旬以降になる見通しだ。この日は2軍の千葉・鎌ケ谷で、故障後では最長の約50メートルのキャッチボールなどをこなした。