今季初の4連勝だ。ヤクルト小川はお立ち台で力強く言った。「4連勝を決めてやろうとマウンドに上がりました」。6回1/3を投げ、7安打3失点7奪三振。初回から調子は良くなかった。直球の球速は140キロ台中盤も、いつものキレはない。だが「全体的に悪かった中で粘れた」と要所を締める。5回2死二塁。阪神高山を145キロ外角低めの直球でズバッと見逃し三振。「ここってところで取れた」と反撃を断った。
16日に27歳の誕生日を迎えて「投手陣の柱としてフル回転していきたい。試合を作って勝機を与えるピッチングをしたい」と責任感は深まるばかり。1年目の星ら若手に指導も行い、引っ張る存在になってきた。「下が増えてきたし、若くない」とエースの風格が漂う。加齢による疲労回復の遅れなど体調の変化はないか? と水を向けられると「ないでしょ。まだ。きっと」と少し考え、笑った。



