中日小笠原慎之介投手(19)は6回2失点と粘ったが、今季初勝利、ナゴヤドーム初勝利を逃した。今季3度目、昨年から通算9度目の本拠地マウンドだった。

 3回に大引に先制二塁打、4回に荒木にソロを浴びたが、2併殺を取るなどそれ以上の失点は防いだ。ただ打線の援護がなかった。「何とか粘れましたが、失点したところは先頭を抑えていかないといけなかった。うまく自分のテンポに乗れなかった。本塁打は置きにいってしまった分、直球に力がなかった」と反省を踏まえて振り返った。

 今季最長の6回で107球、7安打、3四球、3三振の内容だった。