不振のため2軍調整中の阪神藤浪晋太郎投手(23)が22日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦(鳴尾浜)に先発し、予定の2回を4失点だった。

 1回に2四球を与えて1死一、二塁のピンチを招くと、吉村に153キロ外角低め直球をとらえられて右前にゴロで先制適時打を浴びた。その直後、左打者の斐紹と釜元に左翼へ連続被弾。一挙に4点を失った。2イニング目は3者凡退だった。16日広島戦(京セラドーム大阪)で約3カ月ぶりに1軍戦に先発したが、5回途中3失点で降板。右打者に7四死球を与え、制球が課題だった。