ロッテ内竜也投手(32)が15日、涌井に感謝した。

 ZOZOマリンで契約更改。これまで故障に苦しむシーズンが多かったが、プロ14年目で初めて、年間通じて1軍で投げた。要因を聞かれ、「ずっとやってきたことが、徐々に形になった。トレーニングや、治療です。今年から、ワク(涌井)に紹介してもらって、違うところにも行ったのが良かった」と答えた。

 涌井から、どういうところを紹介してもらったのか詳細は伏せたが、「今までやったことがないもの。治療をメインに、強化もあった」とした。今季は自己最多50試合に投げ、抑えとして苦しいチームを支えた。その陰に、涌井のアシストがあった。

 その涌井は、メジャー移籍を目指し海外FA権を行使した。内は「もちろん、向こうに行ってくれるのが一番。(来年も)一緒にプレーしたい気持ちもあるけど、残り何年、野球ができるか分からないですから。夢があるなら(米国に)行って。頑張っている姿を見たら、こっちも頑張ろうと思います。うらやましい目で見ていますよ」と、エールを送った。