中日が今季37度目の逆転負けで、5連敗を喫した。2点リードの9回に抑えの佐藤が同点に追いつかれ、10回に鈴木博が3失点。シーズンを通して、リリーフ陣を整備できなかった。

試合後、森繁和監督はしばらく監督室にこもり、会見場に姿を見せたのは、試合終了から20分後だった。「今年のうちの一番の課題が出たのかな。でも抑えようと必死にやっていることだから。オレからコメントはないですよ。ただ、お客さんも一生懸命応援してくれている中で、ゲームの締めくくりに近い状態で、それが出てしまうとね」。シーズンが残り4試合。すべて5位の阪神が相手で、最後に意地を見せるしかない。