阪神は7日、今成亮太内野手(31)と西田直斗内野手(25)に戦力外通告を行った。

今成は05年の高校生ドラフト4巡目で日本ハムに入団。12年に阪神にトレード移籍。14年には自己最多の115試合に出場するなど、通算470試合で打率2割6分5厘、6本塁打、68打点。プレーだけでなくムードメーカーとしてもファンから愛されたが、ここ2年は1軍での出場がなかった。「阪神に来て初ヒットが日本ハム戦。打った瞬間、日本ハムの選手からも拍手があったのもうれしかった」と思い出を振り返った。今後は「まだ野球をやりたいという気持ちがある」とNPBでの現役続行を希望。トライアウト参加も検討する。

西田は11年ドラフト3位で阪神に入団。13年7月28日DeNA戦(甲子園)に初出場するも、プロ7年間で1軍戦出場はこの1試合のみで安打はなかった。16年オフには育成選手となっていたが、17年に再び支配下選手登録を勝ち取った。「悔しいけど、1軍で結果も出せていないし、7年も阪神で野球をさせてもらったことに感謝しないといけない。(今後は)いろんな人に相談しながら決めたい」と話した。