ソフトバンクでチーム最年長の五十嵐亮太投手(39)が4日、福岡市内で来季の契約を結ばないことを通告された。

「来年の構想外ということでお話をしてきました。僕自身は現役を望んでいる。そこに向かって進んでいきたい」と現役続行の意思を明言した。

今季は椎間板ヘルニアのため春季キャンプに参加できなかった。7月10日に1軍に復帰。23試合に登板したが、本来の投球からはほど遠い内容が多かった。防御率4・50。0勝1敗2ホールドで10月1日に抹消された。

97年ドラフト2位で敬愛学園からヤクルトに入団。石井弘寿とコンビでロケット・ボーイズとして活躍した。10年から3年間、米国へ挑戦。メッツなどでプレーした。13年に日本球界復帰の場としてソフトバンクに入団。6年間で270試合に投げるなど、中継ぎとして4度の日本一に貢献した。NPB通算は777試合。