西武渡辺久信シニアディレクター(SD)兼編成部長は22日、新外国人のザック・ニール投手(30)に先発を期待した。

この日、ニールとの契約合意を発表。渡辺SDは今年9月に渡米した際に投球を視察した。「先発候補としてやって欲しい。コントロールがいい。試合を支配する能力がある。直球は、動くツーシーム系。145から150キロの間の動くボールをコントロール良く投げられる。変化球も、スライダー、チェンジアップ、カーブと、一通り投げられる」と特徴を挙げた。なお、契約年数は1年で、推定年俸は7150万円。

残留が発表されたファビオ・カスティーヨ投手(29)についても、来季は基本的に先発で起用する方針。今月初めに右肘のクリーニング手術を受けた。渡辺SDは「全治2カ月。キャンプには間に合っても、無理はさせない。開幕には、いける」と見通しを口にした。