ヤクルトが18日、国内フリーエージェント(FA)権を行使した小川泰弘投手(30)と都内で2度目の残留交渉を行った。約30分間、代理人と小川本人が出席した。

前回15日の交渉では、球団が提示している4年総額7・5億円規模の条件のうち、出来高部分を明示。この日は、出来高の詳細を詰めた。同席した球団幹部は「今日は、条件について細かいところまで話した。ちょっと進んだかなというだけ」と話した。小川は「まだはっきり決まってない」と話し、決めかねているという。次回交渉日は未定だが、同幹部は「年内には、何らかの答えは出てくるんじゃないか」との見通しを示した。