巨人はアンチ・ドーピング規則に違反したとしてルイス・ゴンザレス内野手(28)との契約解除をコミッショナー事務局に申請し、同選手は6日付で自由契約選手として公示された。

 ドーピング検査を受けたゴンザレスからは3種類の禁止薬物が検出され、5月26日に日本プロ野球組織(NPB)から1年間の出場停止処分を科された。しかし、今月4日にNPBのアンチ・ドーピング特別委員会でゴンザレス側は潔白を主張し、服用していた薬の再検査の実施などを求めていた。

 ベネズエラ出身のゴンザレスは昨季、巨人に入団して25試合に出場。今季は32試合で打率3割7厘、2本塁打、17打点。