<楽天1-0ソフトバンク>◇7日◇Kスタ宮城

 ソフトバンク王貞治監督(68)の通算2507試合目の監督人生最終戦は延長12回サヨナラ負けに終わり、96年以来の最下位でシーズンを終えた。

 試合後、敵将野村監督から花束を贈られた王監督は敵地にもかかわらず別れを惜しむファンの拍手に手を挙げて応えた。王監督は「勝負師としては悔いの残る試合だったが、12回まで戦えて野球好きの僕にはふさわしい。50年間ファンに支えられてきた。1人では何もできなかった」とファンに感謝の言葉の並べた。

 ソフトバンク先発の杉内は9回を0封、11三振を奪い、この試合前までの奪三振数6差の日本ハムダルビッシュを抜いて最多奪三振のタイトルを獲得した。