<セCS第1ステージ:阪神0-2中日>◇第3戦◇20日◇京セラドーム大阪

 中日が主砲タイロン・ウッズ内野手(39)の1発で緊迫の投手戦を制し、2年連続のCS第2ステージ進出を決めた。先発吉見は安定した投球で8回4安打無失点の好投。打線は阪神先発の岩田に封じられていたが、藤川に替わった9回、2死三塁でウッズが左翼席へ運ぶ豪快な2ランで試合を決めた。

 殊勲のウッズは「気分は最高。藤川のストレートを狙っていた。打った瞬間、入ったと思った」と会心の笑みを見せた。