野球の関西独立リーグ、神戸の女性選手、吉田えり投手(17)が20日、大阪府警豊能署の1日署長を務め、投げたボールで泥棒や飲酒運転のイラストが描かれた看板を射抜くパフォーマンスを披露して、犯罪撲滅を訴えた。

 中学校のグラウンドに警察官の制服で登場。衝突体験車でシートベルトの効果を体験した後、神戸のユニホームに着替えた。「犯罪撲滅」「飲酒運転撲滅」との掛け声に合わせて見事な制球で看板を射抜くと、集まった人が歓声が上げた。

 吉田投手は普段と違う制服姿に照れながら「キリッとした気分になった。野球でも全力投球したい」と意気込んだ。(共同)

 [2009年3月20日20時49分]ソーシャルブックマーク