<セCS第2ステージ:巨人6-4中日>◇第2戦◇22日◇東京ドーム

 巨人がつなぎの野球で逆転した。1点を追う3回、安打と四球で1死一、二塁とし、アレックス・ラミレス外野手(35)がチェンから右前に同点適時打を放った。4回、阿部慎之助捕手(30)が左翼へ勝ち越しソロ。さらに、バント安打2本からつくった1死二、三塁の好機に代打大道典嘉内野手(39)が左翼線を破る2点適時打を放ち、チェンをノックアウトした。インハイの直球を振り抜いた大道は「三振だけはダメだという気持ちで、真っすぐだけを狙っていた」と、狙いどおりの打撃だった。

 [2009年10月22日21時55分]ソーシャルブックマーク