新潟県と地元の野球団体、経済界などは24日、プロ野球の招致を目的とした「プロ野球新潟招致委員会」の設立総会を新潟市で開いた。

 委員長に就任した泉田裕彦知事は「1つでも多くの試合を誘致し、夢の階段を上りたい。新潟が(球団)経営上安心できる場だと認識してもらうため、県も最大限努力したい」とあいさつ。

 特定の球団に県立野球場「ハードオフ新潟」(新潟市)を準本拠地としてもらい、年10試合程度の公式戦開催を目指す。

 総会では、12球団に定期的な試合開催を働き掛けることや、同球場で今年行われるオールスター戦と公式戦のPR、チケットの販売促進に取り組むことを決めた。

 新潟県では、昨年の同球場完成や夏の甲子園での日本文理高校準優勝を機に、野球熱が高まっている。

 [2010年3月24日11時46分]ソーシャルブックマーク