今季限りで退任する横浜田代富雄2軍監督(56)が27日、横浜市内の球団事務所で退任会見を行った。選手として19年、指導者として14年、横浜一筋で歩んできた。33年を振り返り「今はホッとしている。横浜でやり残したことはない」と話した。会見半ばでは、こらえきれずに大粒の涙がこぼれた。「気持ちが通じれば選手もしっかり練習してくれる。気持ちが大事」。若手選手から慕われた人柄のよさが、最後まで伝わってきた。

 [2010年9月27日18時42分]ソーシャルブックマーク