<阪神3-1巨人>◇29日◇甲子園

 阪神能見篤史投手(31)ががけっぷちのチームを救った。負ければ自力Vが消滅する大事な一戦に先発。相手は昨年7月以降、8戦無敗の6連勝中と相性のいい巨人打線だったが、この日は6イニングで3者凡退は1度だけ。6安打に3四死球と常に走者を背負っての苦しい投球だったが、要所を締めて1失点とチームを勝利に導いた。「調子はよくなかった。野手が助けてくれた」。試合後は反省の言葉が多くを占めたが、しっかりと無傷の6勝目を手にした。

 [2010年9月29日22時50分]ソーシャルブックマーク