プロ野球セ・リーグは1日、阪神が広島に0-5で敗れたため、優勝へのマジックナンバーを「1」としていた中日が4年ぶり8度目のリーグ制覇を果たした。
中日が2日の最終戦に負け、阪神が残り5試合に全勝した場合には79勝62敗3分けで並ぶが、中日が阪神との直接対決で13勝9敗2分けと勝ち越しているため、リーグ規定で中日の優勝となる。
今季の中日はなかなか波に乗れず、一時は首位に8ゲーム差をつけられた。だが、投手力を中心にした守りの野球で9月10日に首位に立ち、そのままゴール。巨人、阪神との激しい優勝争いを制した。本拠地ナゴヤドームでは51勝16敗1分けと圧倒的な強さだった。
パ・リーグは今季最終戦でロッテとオリックスが対戦した。
セのクライマックスシリーズ(CS)は16日にファーストステージ(3試合制)が始まり、勝者が20日からのファイナルステージ(6試合制)でリーグ覇者の中日と対戦する。
[2010年10月1日21時31分]ソーシャルブックマーク