巨人を戦力外になり、トライアウトを経てオリックス入団が決まった小林雅英投手(36)が30日、スカイマークスタジアムを訪れ、ユニホームの採寸を行った。

 3年ぶりに日本球界に復帰した今季は巨人で12試合1セーブに終わり、小林は「野球選手としてチームに貢献できず、ふがいなかった」。トライアウトで真っ先に声をかけられたのがオリックスで、「このチームでやりたいと思った」と表情を引き締めた。ユニホーム採寸の合間にはスカイマークスタジアムを一塁ベンチから見渡した。

 残り16セーブとなった通算250セーブについては「そのことに強いこだわりはない。それが僕のためチームのためプラスになるならそこに向けて頑張るだけですが、まだどこを任されるか決まっていないので」と控えめだった。当面、都内で自主トレを続け、来季は単身赴任で勝負する。

 [2010年11月30日14時7分]ソーシャルブックマーク