<中日4-0横浜>◇28日◇ナゴヤドーム

 今季初先発となった小杉陽太投手(25)が、2死からの失点を悔やんだ。5回途中6安打3失点。ローテーション通りでいけば、ルーキー須田の先発が予想されたが「こんなことは初めてです」と、前日27日に急きょ名古屋入りし、この夜に先発を告げられた。

 立ち上がりから制球に苦しみながらも、最速145キロの直球を軸に、3回まで1安打無失点。しかし4回2死一塁で、和田に抜けたフォークを左翼席に運ばれ先制点を許すと、5回にも2死から連打で1点を奪われた。「調子は悪くなかった。いずれのイニングも2死からの失点なので悔やまれます。次は同じことを繰り返さないように頑張ります」と、雪辱を誓った。

 尾花監督も「見た目より真っすぐがキレていた。良かったと思う。(今後も先発の)チャンスはあります」と評価していた。