<横浜2-8巨人>◇30日◇横浜

 巨人が連敗を4で止めた。ルーキー小山雄輝投手(22=天理大)が4回を2失点に踏ん張ると、救援陣は無失点に抑えた。打線は先制、中押し、ダメ押しと3本塁打が効果的に飛び出した。投打のかみ合う快勝の中でも、原辰徳監督(52)は新人小山の奮闘を評価。「我々が使うところまで、はい上がってきた訳ですから。戦いざまとしては非常に印象が良かったですね。恐れることなく、バッターのインサイドも、あるいはアウトサイドも、自分の持ち球である真っすぐ、スライダー、カーブ、フォーク。そのへんも思い切って投げてね。課題はまだまだありますけど、大きく育ってもらいたい選手ですね。(次回が楽しみ?)当然。ウチは先発が不安定なのが多いですから、新しい選手がドンドン上がってきてほしい。また、そういう環境をつくっていかないといけないと思いますね」と話した。