<阪神10-1横浜>◇1日◇倉敷

 横浜が投打に完敗し、カード初戦を落とした。先発山本が4回4失点。頼みの中継ぎ陣も崩れ、5回以降に6点を失った。打線も3回無死満塁の好機に1点も奪えず、阪神岩田の前に8回まで1安打。四死球絡みで1点を奪うのがやっとだった。

 尾花高夫監督(53)は「山本は自分の中で投球を狭くして、大胆さに欠けている。(3回の好機は)あそこで1本出ていれば、山本もチームとしても、違った展開になっていたと思う」と険しい表情だった。