<オリックス4-3ソフトバンク>◇2日◇京セラドーム大阪

 オリックスが開幕60戦目で今季初のサヨナラ勝ちだ。3-3の9回1死二塁、鈴木郁洋捕手(36)が守護神ブライアン・ファルケンボーグ投手(33)から左前へプロ初のサヨナラ適時打を放った。

 それでも試合後の岡田彰布監督(53)は「すんなり行けば良かったけど、バッテリーのミスよ」と、ちょっぴりおかんむり。7回から平野佳寿投手(27)とのバッテリーで途中出場した鈴木は同点2ランを浴びていた。救援失敗に起因する“自作自演”のサヨナラ劇に、指揮官は「ミスしたらアカン。勝つことで消えるけどな。次に生かさなアカン、失敗を」と反省を求めた。