<横浜2-2ヤクルト>◇18日◇横浜スタジアム

 同点打を放ったヤクルト相川亮二捕手(35)は、別の場面で同点に追いつけた要因を感じていた。4回、七条が連続四球で押し出し、降板した場面だ。満塁のピンチに押し出しを怖がらず、低めの変化球を続けさせた。「他の人は違うって言うかもしれません。でも、あそこで四球を嫌がって直球でいって、打たれて大量点を取られていたら、追いつけなかったと思うんです」。その後の打者は投手だった。ある意味、失点を最小限に食い止める選択だった。