<西武7-2オリックス>◇30日◇西武ドーム

 西武が5回に一挙4点を奪った。相手のミスも絡んでチャンスをつくると、浅村栄斗内野手(20)、銀仁朗捕手(24)のタイムリーなど打線がつながった。3点を奪い、なおも1死満塁からは栗山巧外野手(27)が、そつなく中堅へ犠飛を打ち上げた。

 球宴休み期間中は“先生”としてチームメートに犠牲フライの打ち方を指導していた栗山だが、意外にもこれが今季初犠飛。「ランナーをかえすことだけを考えていました。犠牲フライが打てたので、威張ってベンチへ戻ってきました」と、してやったりの表情だった。