巨人の原沢敦球団代表は26日、フリーエージェント(FA)権の行使を宣言した横浜の村田修一内野手(30)について「補強ポイントに合っている選手。動き出せる時期へ向け準備していく」と話し、獲得に乗り出す方針を明らかにした。

 巨人では今季、ライアルら外国人選手が振るわず、打力のある三塁手の獲得が課題となっていた。清武英利前代表が解任された影響で、チーム編成の作業は停滞を余儀なくされたが、原沢代表は「選手を見ることには、1、2年という期間をかけている。材料はそろっている」とし、積極的に補強へ動く姿勢を示した。

 村田は2003年に日大から横浜へ入団。07、08年に本塁打王を獲得し、今季は打率2割5分3厘、20本塁打、70打点だった。