野球のアジアシリーズは29日、台湾の台中で決勝を行い、日本シリーズ覇者のソフトバンクが日本勢の大会5連覇を懸け、サムスン(韓国)と対戦する。

 ソフトバンクは試合会場の台中インターコンチネンタル球場で2時間の練習を行った。フリー打撃と守備練習を行い、今年最後の試合に向けて調整。秋山幸二監督(49)は「勝つためにここに来ている。とにかく勝ちたい。うちのチームが今年やってきた、2011年のソフトバンクの野球をしっかりやりたい」と、日本のプロ野球を制したチーム力を今年最後の大舞台で披露する。