巨人新人の腹筋キングは育成6位の渡辺貴洋投手(19=BC新潟)だった。新人合同自主トレ2日目が9日、川崎市のジャイアンツ球場で行われ、腹筋の数値測定が行われた。あおむけに寝て下半身を固定、両手を頭の後ろにし、ヒジをヒザにつけるまで上体を起こす動作を、30秒間に何度できるかをチェックした。新人13選手のうち、トップは渡辺の36回だった。32回以上が合格で、渡辺と田原誠次投手(22=三菱自動車倉敷オーシャンズ)高木京介投手(22=国学院大)育成3位・柴田章吾投手(22=明大)の4人がクリアした。ドラフト1位の松本竜也投手(18=英明)は27回だった。松本は「腹筋は弱点でもあるので、やっていきたいです」と話し、弱点克服を誓っていた。