<オープン戦:中日3-1広島>◇2日◇ナゴヤドーム

 広島は打力のある会沢翼捕手(23)を左翼、松山竜平外野手(26)を右翼に置く攻撃的な布陣をテストしたが、不発に終わった。野村謙二郎監督(45)は「オープン戦を通して安打がなかなか出ない。割り切りも必要だけど反省もしないと」と苦言を呈した。

 2回に、和田の右翼線の飛球に松山が判断ミスで追い付けず、三塁打にしてしまうなど守備力の不安も露呈した。指揮官は「(攻守の能力の)平均が高い人を使いたいけど、いないから…」と嘆いた。