<巨人3-6ヤクルト>◇31日◇東京ドーム

 昨年11月に右股関節唇の修復手術を受けた久保裕也投手(31)が2番手で登板した。1点リードの6回1死一、二塁でマウンドに上がったが「1球投げて『何でこんなに力んでいるんだろう』と思いました」と力が入ってフォームのバランスを崩した。制球が安定せず四球で満塁とし、空振り三振後にも同点の押し出し四球を与えた。

 久保は「力み以外の何ものでもないし、フォームのバランスが悪かった。拓一(沢村)が頑張っていましたし『何とか0に』って気持ちが出すぎた。大いに反省して、生かしていかないといけない」と悔しそうに振り返った。