<日本ハム9-2オリックス>◇4日◇札幌ドーム

 日本ハムが中田翔内野手(23)の3号3ランで先制した。3回1死一、二塁の場面で、オリックス先発寺原の甘く入った139キロのスライダーを左翼席へ運んだ。4月15日の楽天戦(札幌ドーム)でサヨナラ本塁打を放って以来、16試合67打席ぶりの1発。「外への変化球に手を出さないようにだけ考えていたんですけど、バットが出やすいところにボールが来てくれました。いい意味で開き直っていけました」。打点も4月24日ロッテ戦(東京ドーム)以来、9試合ぶり。主砲の一撃が呼び水となり、この回はさらに2点を追加し寺原をKO。5点を奪うビッグイニングとなった。