<オリックス5-4DeNA>◇14日◇京セラドーム大阪

 終盤の追い上げも1点届かず、DeNAが連勝を逃した。3点を追う8回2死一、二塁から敵失の間に1点を奪うと、金城の中前適時打で1点差。9回も2死から荒波が四球と盗塁で、一打同点のチャンスを作ったが、あと1本が出なかった。中畑清監督(58)は「ちきしょう!」と悔しさをあらわにしながらも、「うちの目指している野球が後半見られた。自分の中では、負けの中に光明が感じられた」と、粘りを見せた打線を評価した。

 2回を2安打5四死球4失点でKOされた先発王については、「あの投球ではチームの士気が上がってこない。一番見せてはいけない失点の仕方」と厳しかった。