日本野球機構(NPB)は15日、チームの勝利に最も貢献した魂あふれるプレーをした選手を表彰する「ジョージア魂賞」の今季の第6回受賞者が、日本ハム中田翔内野手(23)に決まったと発表した。6月16日ヤクルト戦(札幌ドーム)で、同点の9回1死三塁のピンチに、左飛を捕球。タッチアップで本塁を狙った三塁走者を、ストライク返球で刺した。直後の攻撃でサヨナラ勝ちし、チームの勝利に貢献した。中田は「がむしゃらにやってきた守備で賞をいただけたことに喜びがあります。投票してくださったファンの皆さんに心から感謝しています。あのプレーはギリギリのタイミングでしたが、思ったところに投げられましたし、その裏にサヨナラで勝てたこともうれしかったです」とコメントした。同選手にはトロフィーと賞金30万円、ジョージア製品1年分が贈られる。