<阪神3-1広島>◇2日◇甲子園

 阪神のドラフト2位ルーキー歳内宏明投手(19=聖光学院)は、プロ初登板・初先発。初回にいきなり四球などで1死満塁のピンチをつくるも、無失点で切り抜けた。2回に投手強襲の内野安打で初失点したが、3回以降はほぼ完璧な投球で、バントヒットの1安打のみに抑えた。

 1点ビハインドの5回2死三塁で、代打に金本知憲外野手(44)を送られ、5回4安打1失点で降板。金本が同点打を打ち、勝ち負けは付かなかった。

 歳内は「最初は緊張しましたが、2回以降は落ち着いて自分のピッチングができたと思います。1点を取られた場面でのピッチャーゴロは捕れる打球だったと思うので、そういった部分もしっかり練習していきたいです」と振り返った。