来春開催される野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を狙う日本代表は14日、国際親善試合のキューバ戦(16日・ヤフードーム、18日・札幌ドーム)に向け、福岡市のヤフードームで練習を開始した。

 主軸として期待が大きいT-岡田(オリックス)が特打で振り込んだ。「打撃を重視して選んでもらっている」と、貴重な長距離砲としてのアピールに躍起だ。山本監督は「Tの字がつくやつやな。予定は」と4番での起用をほぼ明言。得点源の役目を担うことになりそうなT-岡田は「国際大会ではつなぐという意識がないと点が入らない。打順に関係なくつなぐ意識を持っていきたい」と話した。