今季限りで現役引退した元ソフトバンクの小久保裕紀氏(41)の「2000本安打達成祝賀会」が7日、都内の東京プリンスホテルで開催され、王貞治球団会長(72)やロッテ井口資仁内野手(38)ら約500人が出席した。

 あいさつした王会長は「400本塁打、2000安打、引退の最後の試合も全部ホームゲーム。ちなみに私は広島市民球場で、セレモニーもなかった。彼はみんなにおめでとうと祝福された。努力して引き寄せた運だと思う」と話し、「これからは後進の指導の勉強で、スタートの年。41歳。これからの方が長い」と激励した。

 小久保氏も「2012年は忘れられません」と多くの出席者に感激していた。

 祝賀会は母校の青学大と同大野球部OB会共催によるもの。