日本野球機構(NPB)や3年ぶりの日本一に輝いた巨人、阪神、ソフトバンクなど7球団が28日、仕事納めを迎えた。

 今季の12球団合わせた総観客動員数は約2140万人。加藤良三コミッショナー(71)は「野球に対する関心は堅固なものがあると思う。クライマックスシリーズでも巨人と中日の試合は緊迫した展開だったし、野球を楽しんでもらえたシーズンだったと思う」と総括した。

 来年は日本の3連覇が懸かるWBCが行われる。加藤コミッショナーは2014年にプロ野球開幕戦の米国開催の希望を持っており、「年に1度、ファンが関心を持つようなことを続けていきたい。野球の力を高めていきたい」と話した。