<オープン戦:ロッテ2-5巨人>◇17日◇QVCマリン

 巨人高木京介投手(23)が「最後の先発」で5回2安打で無失点に封じた。4回1死から清田に二塁打を浴び、ピンチを迎えたが、後続を打ち取って切り抜けた。

 だが、2四死球もあり、3者凡退は5回だけで反省の言葉が出た。「無失点に抑えることはできましたが、課題にしていた無駄なランナーを出さない点に関してはクリアすることができませんでした。ピンチでは腕を振ってストライクを先行させて投げることができました。良いところと悪いところが出た登板でした。いいところは継続し、悪かったところは直していきたいです」。先発でテストされ、一定の結果も残してきたが、開幕ローテーションの構想は固まり、今後は昨季の持ち場である中継ぎで起用される。