<ヤクルト10-6DeNA>◇7日◇神宮

 ヤクルトが2回に岩村明憲内野手(34)武内晋一内野手(29)中村悠平捕手(22)の3者連続本塁打で3点を先制した。ヤクルトの3者連発は、05年8月17日の広島戦での、ラミレス、宮出、リグス以来。

 岩村は「打ったのは外からのカットかな。擦った感じだったが押し込めた分、いい角度で上がってくれた。でも風のおかげだね。復帰1号を神宮のスワローズファンの前で打ててうれしい。キャンプからずっと投げてくれた伊勢さんに感謝です」と話した。

 武内は「打ったのはスライダー。追い込まれていたので、なんとか粘り強くという気持ちで食らいついていきました。風のおかげで切れないで、風に助けられました」。中村は「打ったのはストレート。ノーアウトで3ボール2ストライクだったので、ボール球には手を出さないように、出塁することを考えてました。風のおかげです」。3人とも、センター方向に吹き続ける風のおかげと話した。