<ソフトバンク2-5日本ハム>◇25日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクの見せ場は完封阻止の最終回だけだった。8回まで木佐貫に散発3安打無得点に抑えられるも、9回に4連打。1点を返し、なおも無死満塁でラヘアの併殺崩れの間にさらに1点を追加した。四球で再び1死満塁とし、1発が出ればサヨナラという場面にスタンドは盛り上がったが、ペーニャ、高谷が倒れた。

 秋山幸二監督(51)は「最後だけだな、盛り上がったのは。三振が多いということは、追い込まれて三振ということ」と木佐貫のペースで投げさせたと振り返った。打線がなかなかいい状態に回復せず、「考えていかんとな」とテコ入れを示唆した。