<オリックス1-3ソフトバンク>◇31日◇京セラドーム大阪

 ソフトバンク武田翔太投手(20)が通算3勝負けなしと得意のオリックス戦で22イニングぶりに失点した。3回に先頭打者の安達に死球をぶつけ、1死二塁から李大浩に高めに浮いたスライダーを右中間へはじき返され1点を失った。初対戦だった昨年8月19日に1失点して以降、無失点を続けていた。

 右肩疲労による2軍調整を経て、今回は5月19日の中日戦以来2カ月半ぶりに1軍マウンドで、試合前のブルペンでは47球を投げた。

 郭泰源投手コーチは「真っすぐも変化球もブランクを感じさせないいい球を投げていたね。状態は問題ないけれど、久しぶりのマウンドだから多少緊張はすると思う。そういう意味ではとにかく立ち上がり、力まずに試合に入ってもらいたいね」と送り出していた。